ウマブドウの鉢植え

ウマブドウはつる性の植物で、 実の色が、緑~青~白と連続的に変化する。 葉の形もかわいい。 だから、イラストや絵画の題材になることも多い。 鉢植えにして飾って見てもきれいだ。 実生から育てると、愛着が増し、 大きくなるにつれて、鉢を大きくしていく。
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つるが長く伸びて垂れるので、 盆栽のように特別な整枝などは必要ない。 つるが長すぎたら、そこで切ればよい。 つるにしたくなかったら、伸びたつど切ってやればよい。 実がなって、初秋から実の色が変わっていくのが楽しめる。 絵手紙には格好の題材だ。 CIMG3463.JPG 種は晩秋に、白く柔らかくなったものを、 採ってきて、水で果肉をとり、種子だけを乾燥して保存し、 春になったら蒔けば芽が出てくる。 2009.7.30 088.jpg ここで一つ注意してほしいことがある。 実が白くなって、あまり日が経つと、 ある日突然、実が一つもなくなってしまうのだ。 これは、野鳥が野山に食べるものがなくなってしまうと ウマブドウの実を食べてしまうらしい。 もちろん挿し木や野生株でも鉢植えはできる。 鉢植えの販売を希望される方も多いが 鉢代、土代、荷造り送料などを計算すると 結構高いものになってしまう。 今年の秋には種の配布をしますので、 ご自分で鉢植えを作ってみてください。