ウマブドウの鉢植え
ウマブドウはつる性の植物で、
実の色が、緑~青~白と連続的に変化する。
葉の形もかわいい。
だから、イラストや絵画の題材になることも多い。
鉢植えにして飾って見てもきれいだ。
実生から育てると、愛着が増し、
大きくなるにつれて、鉢を大きくしていく。
つるが長く伸びて垂れるので、
盆栽のように特別な整枝などは必要ない。
つるが長すぎたら、そこで切ればよい。
つるにしたくなかったら、伸びたつど切ってやればよい。
実がなって、初秋から実の色が変わっていくのが楽しめる。
絵手紙には格好の題材だ。
種は晩秋に、白く柔らかくなったものを、
採ってきて、水で果肉をとり、種子だけを乾燥して保存し、
春になったら蒔けば芽が出てくる。
ここで一つ注意してほしいことがある。
実が白くなって、あまり日が経つと、
ある日突然、実が一つもなくなってしまうのだ。
これは、野鳥が野山に食べるものがなくなってしまうと
ウマブドウの実を食べてしまうらしい。
もちろん挿し木や野生株でも鉢植えはできる。
鉢植えの販売を希望される方も多いが
鉢代、土代、荷造り送料などを計算すると
結構高いものになってしまう。
今年の秋には種の配布をしますので、
ご自分で鉢植えを作ってみてください。