ウマブドウの病害虫:ブドウトラカミキリ

ウマブドウがある日突然枯れる!!

写真は平成25年(2013年)8月20日のものです。

1週間ぐらい前から、枝の先端から枯れ始め、

今は、木全体が枯れてきています。

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これは、ウマブドウの茎の中に

ブドウスカシバ・コウモリガ・ブドウトラカミキリの

幼虫が入り込んで、茎や茎の髄を食べてしまい、

木に水分や養分がいかなくなってしまうためです。

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葉が枯れてきたら、その葉のついている茎を

根のほうにたどっていくと、おがくずのようなものが

ついていたり、穴が開いているところがあるはずです。

それより、根側は枯れていなかったら間違いなく、

その穴の茎に害虫が入り込んでいます。

細い茎なら、切って見ると幼虫が出てきます。

太くて、根の近くの場合は、穴から針金などを入れて、

虫を殺すか、殺虫剤で殺します。

普段から気をつけることは、根の周りは常にきれいにしておくことです。

次のサイトを参考にしてください。

ブドウの枝を枯らす虫 見分け方と対策

あとは、ネット上には次のような記事もありました。

参考にしてください。

★ブドウトラカミキリは、冬の間、樹皮の下で冬越しし、

 春から移動して木の芯部を食害します。

 6月ぐらいになると新梢が突然枯れこみます。

 冬の剪定時に注意深く観察し、捕殺するようにしましょう。

★園芸用キンチョールは、細長いノズルがついているので、

 穴に差し込んでシューっとやれば死にます。

★ブドウスカシバであれば幼虫のいる場所は

 膨らんでいて分かるものなので、そこを削り取り捕殺します。

★荒っぽい方法ですが、穴にスミチオン乳剤20倍をスポイトを用い注入する方法もあります。