寒くなり、ウマブドウの葉も傷み
まもなく落葉が始まると思われる。
これから3月頃まで、
ウマブドウの苗の植え付けや移植の適期に入る。
ウマブドウは落葉樹であり、
落葉樹は、葉が落ちているときが、移植や植え付けの適期である。
いくら適期とはいえ、雪の降るところでは
雪があると植え付けができないので、
ふつうは晩秋と芽が出始める直前が、植え付けの適期となる。
ウマブドウはつる性の植物で、棚や支柱を必要とする。
野生の場合は、地面に這っていることもあるが、
立ち木やフェンスに絡まっていることが多い。
棚や支柱を使用したほうが良品を多く収穫できる。
各家庭の栽培場所の形状や面積により、
棚にするか支柱にするかを決め、
棚にする場合も、水平棚か垂直棚にするかを決めなくてはならない。
1本でも大きくなれば、枝が8畳間程度(4m×4m)に
広がる。
このブログの【カテゴリー栽培法】をお読みください。
棚や栽培方式が決まると、植え付ける場所が決まる。
場所が決まったら、縦横50Cm,深さ30~40Cmの
穴を掘り、苦土石灰・ヨウリン・BM有機・完熟たい肥などを入れ
根を広げて、植える。
苗のまわりに雨がたまらない様に、
少し土を盛り上げておく。乾燥防止にわらを敷く。
理想的には、ブドウに準じて上記のように
植えつければよいのだが、
ウマブドウは野生で育つ、強い植物なので、
根が少なくても、肥料が少なくても、大きくなり実をつける。
心配しないで、植えてだけおいてほしい。
今、場所が決まらないときは、
仮植をしておいて、春になって、
棚や支柱を作ってから、定植してもよい。
私も、皆さんの参考になるように、
もうじき、植えつけて、その様子や
成長過程、管理などをそのつど、このブログに
掲載したいと考えています。
参考にしてください。
写真は垂直棚を利用したウマブドウ栽培。
昨年植えて、本年度4Kg以上の実を収穫した。