今回はちょっと高度な技術のブログです。
今の時期は、挿し木の時期ではありません。
この時期に挿し木をしても、地温が低すぎて、
発芽しません。
しかし、剪定をして、切った枝がたくさんあり、
挿し木をしたいと思うことがあります。
剪定は落葉から発芽前に行います。
晩秋から3月いっぱいまでに終えるようにします。
3月の発芽前に切った枝や山で採った枝の挿し木の方法
1.枝を二節つけて、節の前後に10Cmつけて切る。
(注:ウマブドウのつるには節があります。節から芽や根がでます。)
2.枝を濡れた新聞紙で包み、それをビニール袋に入れる。口をしっかり締める。
3.冷蔵庫に保管する。
4.地温が上がったら、挿し木をする。
5.挿し木をするときは、節と節の前後を少し切り、
新しいところを出してから挿す。
6.黒マルチを敷いてもよいが、あらかじめ挿す部分に穴をあけておく。
7.発芽したら、除草と少しの肥料をやります。
もちろん雨が降らなかったら、水をやります。
ちなみに私は昨年3月25日にさし穂を採り、冷蔵庫(5℃程度)にいれ
5月2日に、マルチを敷いて挿しました。
活着率は80%程度でした。早いものは5月18日には発芽しました。
少し実がなったものも何本かありました。