「ウマブドウを1年間飲むにはどのくらい漬ければいいですか?」

「ウマブドウを1年間飲むにはどのくらい漬ければいいですか?」

「家族でウマブドウを利用するには苗を何本植えればいいですか?」

何名かの方からメールで質問されましたので、私の考え方を書いてみました。

ウマブドウの焼酎漬けや酢漬けは、大人の場合、1日20cc飲みます。

よって1年間では、365✕20=7300cc

7300÷1800=約4升

最低飲むだけで、4升必要です。

それに、外用と友達用に予備として2升。合計6升漬けておけば十分です。

余っても35度の焼酎に漬けてあれば、3年ぐらいは十分使えます。

焼酎漬けは、1年以上たったほうが、味がまろやかになって飲みやすいです。

酢漬けは酢に賞味期限がありますので、1年程度です。

6升漬けるのに、実は2.4Kg必要です。

苗木1本で、支柱で栽培すれば、1Kg程度収穫できます。

6畳くらいの広さの棚で栽培すると、1本で3Kgぐらい採れます。

ウマブドウは栽培は容易で棚の形状や栽培管理により、

収量に差が出ることはあっても、失敗することはほとんどありません。

ただし、茎に入り込み、枯らしてしまう、カミキリ虫の幼虫には、

注意が必要です。

ウマブドウは挿し木でも種でもよく殖えます。

まずは、利用者一人で苗木1本を目安に植えてみてください。

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私は毎年8月になると、

ウマブドウの焼酎漬けと酢漬けの在庫を調べておいてから、

「今年はウマブドウをどのくらい漬けようか…?」と

考える。

まず最初に、ウマブドウの焼酎漬けでも酢漬けでも

一人が1日20CC飲むとすると、

20×365=7300CC=4升になる。

つまり、毎日飲めば4升必要ということだ。

実は4升×400g=1600g必要である。

特に焼酎漬けは、最初の年は、多めに作っておいたほうがよい。

1年たったものほうが味がまろやかだからである。

酢漬けは、おおむね1年ちょっとで飲み終えるようにしている。

酢漬けのほうが保存性が悪い気がしている。

焼酎漬けのほうは、飲むばかりでなく、

外用にも使うので、その分も必要である。

私は家にウマブドウの酢漬けや焼酎漬けが

たくさんあったほうが楽しい気分になれる。

だから余るほど作る。

孫の打ち身やたんこぶにもよく効くのだ。

長野県の保育園では、たんこぶ用にウマブドウ酒を

作っておく所もあるそうだ。

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