ウマブドウの剪定の時期です!!
3月中旬になり、わたくしが住む長野県北部にも
春の気配が感じられるようになりました。
栽培しているウマブドウの剪定の適期も
あと半月程度になりました。
剪定の時期は、落葉してから発芽するまでの期間です。
地域によっても異なりますが、
おおむね11月下旬から3月いっぱいです。
剪定は栽培方法によってやり方が異なります。
栽培方法とは仕立て方のことです。
つまり「水平棚方式」「垂直棚方式」
「一本仕立てなどのことです。」
基本はウマブドウの結実の習性をよく観察することです。
栽培されているブドウの剪定とほぼ同じ方法です。
ウマブドウは4月頃、
古い枝から新梢(1年生枝)が伸び、そこからまた枝が出て
その枝に実がなる特徴があります。
だから、古い枝がたくさんあっても、実がなりません。
そこで古い枝を整理して、手の届くところに、
新梢がたくさん出るようにするのが「ウマブドウの剪定」なのです。
古い枝は地面から1~1.5mぐらいあればいいと思います。
こちらの記事も参考にしてください。
残す古い枝の量は、多いと新梢が密生して、
風通しや日当たりが悪く、病気や害虫が発生しやすく
残す枝の量が少ないと実の収穫量が少なくなってしまいます。
剪定が上手になるためには、枝の伸び方や実のつき方を
よく観察することです。