薬草ウマブドウの剪定の時期です!!

今年は暖冬のため2月中旬にもかかわらず 私が住む長野県北部にも 春の気配が感じられるようになりました。 栽培しているウマブドウの剪定の適期も あと1か月程度になりました。 剪定の時期は、落葉してから発芽するまでの期間です。 地域によっても異なりますが、 おおむね11月下旬から3月いっぱいです。 剪定は栽培方法によってやり方が異なります。 栽培方法とは仕立て方のことです。 つまり「水平棚方式」「垂直棚方式」 「一本仕立てなどのことです。」 基本はウマブドウの結実の習性をよく観察することです。 栽培されているブドウの剪定とほぼ同じ方法です。 ウマブドウは4月頃、 古い枝から新梢(1年生枝)が伸び、そこからまた枝が出て その枝に実がなる特徴があります。 だから、古い枝がたくさんあっても、実がなりません。 そこで古い枝を整理して、手の届くところに、 新梢がたくさん出るようにするのが「ウマブドウの剪定」なのです。 古い枝は地面から1~1.5mぐらいあればいいと思います。 こちらの記事も参考にしてください
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残す古い枝の量は、多いと新梢が密生して、 風通しや日当たりが悪く、病気や害虫が発生しやすく 残す枝の量が少ないと実の収穫量が少なくなってしまいます。 剪定が上手になるためには、枝の伸び方や実のつき方を よく観察することです。