私とウマブドウの最初の出会いは昭和58年11月農文協出版の「現代農業11月号」に磯常光氏のウマブドウの記事が掲載されたときからです。
さっそく家の近くにあった「ウマブドウ」と思われるものを磯さんに送り、鑑定してもらいました。それが本当のウマブドウだといわれ、すぐに実を採集して焼酎漬けを作りました。
3ヶ月経ってから飲んでみたり、つけてみると記事のとおりの効果がありました。それから毎年多い年は1.8リットルびんで50本ぐらいの焼酎漬けをつくって、自分や家族・兄弟などと利用してきました。
子供用には秋に枝を取り、3cmぐらいにきざみ、子供が具合が悪かったり、風邪をひいた時に煎じて飲ませてきました。そのせいか、家族そろって大きな病気をしないで今日に至っています。
一度父と栃木県の大田原市へ磯さんを訪ねていきました。また長野県の武石村で開催された「長野県集会」で事務局の村上さんの話を聞いたり、磯会長の紹介でテレビ「情報ソースがきめて」に出演したり、実の採れない人に実を送ってやったり、身近な人に教えたりして40年経ちました。
ウマブドウは副作用もなく、とても良い薬草だと思います。本には効能が書いてありますが、、特定の病気や病状に効くのではなく、人間のからだを本来の姿にする、言い換えれば免疫力を高める、生きる力を強める、そんなはたらきがあるのではないかと思います。 興味のある方は、ぜひ利用してみてください。
焼酎漬けの作りかた
収穫適期の実350g~400gを35度の焼酎1.8リットルに入れ、1年おく。
1年ぐらいたったほうが味がまろやかになる。
ウマブドウとは‥‥?
つる性の多年草で日本各地、台湾、中国に分布しており、分類学上の学名は
ブドウ科ノブドウ属(Ampelopsis)
ノブドウ(Ampelopsis brevipedunculata
(アンペロプシス ブレウィペヅンクラータ)といいます。
詳しくは【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】をご覧下さい。
採取に当たっては、近縁種のエビズル、1年生草本のヤマゴボウ、ヨウシャヤマゴボウがあり、ヤマゴボウ、ヨウシャヤマゴボウには猛毒が含まれていますので、間違えて採取しないように注意してください。
各地の呼び名
学名「ノブドウ」は日本各地で次のように呼ばれています。
イヌカマエビ・イヌガラミ・イヌブドウ・イヌブンド・インガネブ・
ウシブドウ・ウマエンヅル・ウマノメダマ・ウマブドウ・カラスエビ・
カラスブドウ・ザトウエビ・サルブドウ・ドクブドウ・ドクボッコ・
ドスブドウ・ネコノメ・ネコブドウ・ネゴブドウ・ ハコボレ・ブス・
ヘビブドウ・メクラブドウ・メクラブンド
お願いー必ずお読み下さい
このホームページは下記の理由で作成しました。
かつて私が馬ブドウ普及会の会長の磯さんにお会いしたときに「この薬草を広めて人のために役立ててください。」と言われました。
そしてその後、馬ブドウ普及会が解散になり、磯さんが亡くなられ、事務局の村上さんも廃業され、ウマブドウの情報の発信者がいなくなってしまいました。
そこでこのままウマブドウの灯を 消さないで、今後も普及していきたいと思い、ホームページを作成しました。
これからウマブドウを利用される方はこのブログの他に必ず下記の本をお読み下さい。
リヨン社 「ウマブドウ健康法」1650円
また自分自身や家族の健康に役立てるのですから、採集や利用に当たっては十分な知識をもち、特に実際に採集する場合は決して他の植物と間違えて採集をしないようにお願いします。 このブログをみられて採集間違いによる中毒や利用して効果がない、副作用や健康に害があったとしても一切責任は持ちませんので自己責任でお願いします。
このブログではすでに販売されている本や文献、自分の経験で現在わかっている範囲の情報を提供しています。効果や副作用は個人差があります。ご自分でこれから少しづつお試しいただくようお願 いします。
体験記や効能に「効果があった。」、「治った。」という表現がありますが個人差もあり薬草です ので、効果に過大な期待をしないように病気の方は病院にかかられて、医師とご相談の上ご利用下さい。
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