いよいよウマブドウの漬ける時期です!!

長野県の北部でもウマブドウの実が漬けることができる大きさになってきました。

すでに多くの人に実の注文をいただいていますが、発送は20日頃からになります。

実が大きくなってきても収穫適期までには日にちがかかります。

収穫適期についてよく読んで収穫してください。

ウマブドウの収穫適期

このところ、ウマブドウの収穫適期についての質問が多いので

質問の中から特に多かったものについてについて書いてみます。

質問1.ウマブドウの実が直径4mmになりました収穫していいですか?

答え1.ウマブドウの実の収穫適期は、直径では決めることはできません。

    ウマブドウは肥沃な畑で栽培したり、水際に生えている場合は、

    実が大きくなります。

    反対に河原や痩せた山地に生えている場合は、

    実が小さくなりがちです。

    ウマブドウの収穫適期は、緑の状態で、

    実が限りなく大きくなり、頭の尖りがなくなり、

    まん丸になってきた時が収穫適期です。

    

    実の直径が小さくても、収穫適期のものがあります。

    それを未熟な実であると思っていると、

    小さくても青や白色になってしまいます。

    

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質問2.青い実を漬けている人がいるのですが……?

答え2.私は緑の実を漬けていますが、青い実や白い実を

    漬けて利用されている方がおられます。

    ウマブドウは薬学的にあるいは科学的に研究されていませんので、

   「何色のものを漬けたら、一番薬効が強いか?」

   「何色のものが、どんな症状や病気に一番効果があるか?」

   「酢漬けがいいのか、何パーセントのアルコールにどのくらいの期間

    漬けたらいいのか?」などは、はっきりわかっていません。

    自分で標準とされている漬け方から試してみて、

    それから他のやり方を試していってみてください。

    多くの人が試してみて、情報交換ができれば一番いいと思うのですが、

    今の現状では、無理のようです。

質問3.1本の木でどのくらい収穫できますか?

答え3.1年目で少しなることもあります。

    2年目からは棚の作り方(形状)で収量は大きく変わってきます。

    1本の支柱だけですと500g程度ですが、

    平らな棚で6畳間ぐらいの広さがあれば、4Kgぐらいは採れます。

    ウマブドウの実の収穫期間は、暖地では7月から11月まで、

    寒地では8月から10月までです。

    

    採り方でも、収量が大きく変わってきます。

    収穫適期の実を1粒づつ丁寧に収穫する場合と、

    房ごとに採る方法では、房ごとに採る方法の法が収量が少なくなります。

    木が小さくて実のなり方が少ない場合は、丁寧に長期間収穫してください。 

    1回の収穫量が少ない時の漬け方

    1.漬ける容器を用意します。

    2.本年度採れる量を予測します。

    3.私の場合は焼酎1升(1.8リットル)に400g漬けていますので

      容器に焼酎を1升入れます。

    4.きょう実が150g採れたとします。この150gの実を1升の焼酎の

      入った容器に入れます。

    5.150g入れた日から4日後に100g採れたら、また容器に入れます。

      (これで容器には焼酎1升と実が250g入っています。)

    6.1週間後に150g採れたらまた容器に入れます。

    7.これで容器には1升の焼酎と実400g入っています。

    8.これで出来上がりです。ラベルを付けて冷暗所に保管してください。

    ◆多くの人は一度に実を400g採って、焼酎1升に漬けなくてはならないと

     思い込んでいる人が多くいます。

     実が少ない時は少しづつ足しながら漬け込んでください。

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