ウマブドウは丈夫な植物なので、日本中どこでも栽培できます。
庭の片隅でも、自分で使うぐらいの量は収穫することができます。
植える時期は、3月の発芽前と落葉後の11月以降です。
殖やす方法は
・野生のウマブドウを掘り取る。
・種で殖やす。
・挿し木で殖やす。
の三つの方法があります。
つる性の植物ですので、できれば棚か支柱があったほうが、
品質が良いものが採れ、収量も多くなります。
日当たりは良い方がよく育ちます。
まず、植え方ですが、
直径30~40Cm、深さ30~40Cmの穴を掘り、
底に堆肥、化学肥料、ようりんなどを入れ、
その上に土を10~15Cmぐらい入れ、苗を置いて、
土を入れ、軽く押さえます。
その後、つるが伸びてくる前に、支柱をたてます。
つるが伸びるたびに、支柱にしばりつけていきます。
寒い地方や雪の降る地方でも、
特にわらで巻くなどの防寒対策をしないでも
冬を越せると思います。
私の住む、長野県中野市の標高750mのところで、
最低気温マイナス10℃以下、積雪1mでも冬を越せています。
栽培管理は特に難しいことはなく、
根元や茎にカミキリムシの幼虫が入り込むので、
よく観察をして、枯れた枝を見つけたときは
枯れた手前に幼虫がいるので探して殺します。
春、発芽前に剪定をします。
ウマブドウは、新しい枝が伸びて、そこからまた枝が伸びる。
その枝に実がなる。
剪定をしないと、太い枝の方には実がならなく、先の方にしか
実がならなくなる。
適当なところで、切ることが必要である。
文字だけではわかりにくいので、
雪が消えたら、剪定の方法を写真で説明します。
下の写真は剪定を終えたウマブドウ(植えてから2年目の秋)